リゾート会員権について

会員制リゾートクラブには権利の利用が3つに区分されています。

2018年11月12日 16時19分


リゾート会員権で利用できる利用クラブですが、その所有形態に関しては会員に所有権が発生する「オーナーズクラブ」と
会員には利用券だけが与えられる「メンバーズクラブ」があります。
所有権があるということは、固定資産税を支払う義務が生じることを意味します。
 
契約形態では次の3つに区分されます。
「預託金制リゾート会員権」・「共有制リゾート会員権」や「利用権制リゾート会員権」です。それぞれの特徴を説明しておきましょう。
 
預託金制リゾート会員権

リゾート会員権を運営する企業に預託金を充当します。その引換として利用券が与えられるシステムです。
預託金に関しては、退会した後や一定期間を経過したあとに、利子はつきませんが返還されるようになっています。
 
共有制リゾート会員権

リゾートホテルの1つの部屋や別荘の不動産所有権を数名から数十名で共有します。
または1棟の建物施設を数百人程度から数千人程度の会員で共有するような契約形態になります。
こちらのほうは、固定資産税や不動産取得税の支払いが発生します。
もしもリゾート会員権運営会社が倒産してしまった場合でも不動産の所有権は消滅することがありません。
退会する場合はリゾート会員権の売却することもできるのです。
 
利用権制リゾート会員権

リゾート施設の利用権だけを与えられる契約システムになります。
不動産の所有権や預託金がありませんが、退会する場合には、入会する時に支払った会員権の代金は消滅して返却されることはありません。